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栄橋 その3

最終回・その3。
渡る。

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レッツ渡る。

ちなみに木造とはいえ、路面はしっかりアスファルトが敷かれている。

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問題の中央部。
橋脚2スパン分の坂。

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アスファルトとコンクリの境界。

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反対側から。

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欄干の境界。

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河口を見る。

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木製欄干。

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コンクリ欄干。

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南側親柱には橋名と竣工年が残っている。
というわけでこちらのコンクリ橋は昭和51年10月完成。

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当然、現在は南側にも通行止めの看板がある。



さて、なぜこんな変な構造になってしまったのか。
この日向川はちょうど遊佐町と酒田市の境界になっている部分もあり、
橋のお金を両市町で出した結果、酒田側は資金を十分に用意できコンクリで作ることに決めたが、
遊佐側の資金が不足し木造橋でしか作れず、
結果こんな事になった、と言うのがもっぱらの都市伝説となっているが、

全くのデタラメである。

確かにこの少し上流を通る国道7号線・宮海橋は川の中央で境界となっているが、
この栄橋付近に関しては橋より若干南側が市町境界となっており、栄橋は全区間が遊佐町内である。
と言うわけで上の噂話は所詮噂話でしかないのだ。

でも…そういうの嫌いじゃない←


結局のところ、
昭和49年頃の災害により南側が破損し、じゃあ修復を、となったが、
当時の基準やらなんやらで木造橋としてではなく永久橋として復旧せざるを得なく、
こうして世にも奇妙な橋が誕生してしまった、という顛末。
それから長い月日木造部も補修をしてきたものの、
さすがに限界と言うことになり通行止めとなった。

現在のところ通行止めとなった以降はほぼ放置プレイとなっているが、
架け替えるとなると4億かかるらしく、はたして4億かけて架け直す価値があるのかどうか
微妙なところ。

個人的にはこんな面白い橋は壊さずにこのまま永久通行止めでもいいような気がするが、
そうは行かないんだよなぁ…




おしまい。



参考
山形新聞 やまがた橋物語 日向川編[14] 栄橋
遊佐町 橋梁長寿命化修繕計画 平成25年3月
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